新卒学生が海外で就職するには
インドに滞在中に出会った20代前半の人達の、実際の声や、私が企業で人事をしていた時の経験や考えをもとに大学を卒業して日本の企業に就職せずに海外に出て行くことの良い分や悪い部分、実際にどの様な行動をすれば良いのかを書きました。
新卒が海外で働くということ
私の持論ですが、新卒から海外で働ける事が出来るとすればそれは素晴らしい事だと思います!!
インドで働いていた時の事だけれど、インドには意外と20代前半とかの若い人もいます。きちんとした就職ではなく、インターンみたいな人達が多かったけれど、彼らの多くがどうして良いか分からないから取り合えずインドに来てみたとの事でした。。
海外に出れば、特にインドなんて日本からかけ離れた場所に来れば、自分とは何ぞやみたいなのとか、自分が何をしたいのか分かる気がするらしい。
結論から言えば、インドに来たからってそんな事分からない。彼ら自身も思っていた程自分の中で変化は生まれないし、来たからといって悟りが開けるわけではないということをインドでの生活の中で実感するらしい。。。それで口を揃えて『やっぱり来て正解だった』というような言葉を聞きます。
それは、インドだからとかそういう事ではなく、日本以外で生活したことによって色々な国の人と関わりを持ち、価値観の違いを実感出来た事らしい。
日本が特殊だって事を実感したり、グローバルに考えるって事の必要さがわかったり、日本人以外の人との付き合いかたが分かったりする。それによって自分の世界が広がる事を感じられるんだろうなって勝手に思ったりする。
ましてや、日本の会社に働いたことがないとなれば下手な固定概念もない。新卒者なら素直に色々な事を吸収できるのでしょう。 これからどんどん進んでいく、日本のグローバル化の中で自分がどう活躍出来るのか考えたとき、海外で働いたという経験は、自分を売り込む材料になると思います。
実際にどうやって仕事を見つけるか
新卒が海外で就職する場合、どんな学校でどの様な勉強にしてきたかによっても状況は全然ちがうし、どんな職業に就きたいのかによっても話は全然変わってくるけれど、基本的には、殆どの会社がスキルのある人を採用をしたいので、実務のない新卒には色々と障害があります。ただ障害があるというだけで、もちろん無理な訳ではありません。
実際の方法としては
- 自分が日本人であるという事を最大限り利用して就職する。
- 海外支社のある日本企業に就職する。
- 日本支社のある外資企業に就職する。
- 海外で働いた事のある人に相談する。
- インターンに申し込む。
- 海外で仕事をしている人と知り合いになる。
- 経験不問の業種で先ずは働いてみる。
- 取り合えずその国に行ってみる。
人によって行きたい国や、やりたい仕事も違ってきてそれによってアプローチが全然違うので確かな方法を書く事は出来ないですが、方法は必ずあります。
注意すべきこと
日本の企業で働くという事と、海外の企業で働くという事は、色々な場面で大きく違います。良い部分と悪い部分をキチンと見極めて吸収する事が必要不可欠です。
海外で働いている人の中には、悪い部分を吸収し『この人日本で働くのは絶対無理だろうなぁ』と感じさせる人達がいます。ずっと海外で日本人以外と働くつもりなら良いのかもしれませんが。。そうでないなら、『時間を守る』、『責任をもって仕事をする』、『キチンと考えて行動をする』を心がけてください。
そして、今後自分がどうなりたいのか、何のためにいま働いているのかを考えること。 自分は、日本人であるという事を忘れないようにしてください。
旅行でもビジネスでもインドに行くなら、英語は必須!
インドの公用語は、ヒンディー語と英語。そのため、旅行でもビジネスでも、インド人と円滑なコミュニケーションを取るためには最低限の英語はなくてはならないものです。
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