インドにある日系企業で人事コンサルをやっています。


現在、ご縁がありインドグルガオンにある日系企業で人事コンサルティング業務を行っています。 仕事内容としては、採用業務の他、就業規則の見直し、各種申請書の作成及び修正などです。

そんなお仕事柄、いろいろなインド人と関わり、深く話しをする中で気づいた事をお伝えするなかで 今回は、インド人の性格や考えについて投稿をしたいと思います。

この記事を読んでいる皆さんは、インド人はどの様な性格の人種だと思いますか? おそらく、楽観的、ポジティブ、明るい、ポジティブ等が代表的なイメージでは ないでしょうか。 確かに大きく分ければその様な人が多いのは確かかもしれません。

ですが、人口10億人の国です、インド人はこうだと決めつけるのはとても危険なことです。 日本人と同じように、いろいろな人がいます。おとなしい人、無口な人、引っ込み思案など さまざまですし、少し古い情報ですがインドの自殺率は日本のそれより高く世界12位だったりもします。 世界で最も自殺者の多い国ランキング

また、世代によっても全く考え方が違います。 極端な話し、20代と40代後半は全く異なった価値観を持っている場合があると考えたほうが良いです。 本当に全く違います。ニュースで暴動が起こっているのをみてホテルのウェイターが言った一言が衝撃的でした。 「これだからオールドジェネレーションは嫌だよ。経済を全く分かってない。」

差別になるかもしれませんが、ウエイターの彼がこの発言をしたことに驚いたのです。 もちろん彼も教育は受けています。ですがそこまでの高等教育ではなく一般的なものです。つまり多くの若者も 同じ様な考えであると思えたからです。

私は、この一番の理由は、インターネットの普及だと思っています。 インターネットが発達し、スマートフォンが普及することにより彼らが情報を得られる機会が格段に増えました。 今までテレビや新聞などだけでインド国内または統制された海外の情報しか知らなかった彼らが、世界中から 直接情報を手に入れられるようになったのです。

情報を自由に手に入れられるとうことは、とても素晴らしいことです。 インド国内だけでなく、世界の情報を入手することによって新しい世代は、より論理的な経済的な判断が出来る ようになりました。

情報を自由に手に入れることが出来るようになり、世界とつながった若者とそれ以前の世代が、ニュージェネレーション とオールドジェネレーションとして大きな違いが生まれました。

もちろんそれでも、宗教問題やカーストはいまでも根深く残っています。 いくら仕事が出来る人間でも、カーストの低い人物は要職につくことが出来ないというような企業が今でも殆ど です。 ほんの少しの救いは、カーストが高いからというだけで要職についていた人たちは居場所がなくなってきている という現状があるということです。

ただ、変わらないものもたくさんあります。 家族を大切にし、親のことは絶対に尊敬し敬っています。家族や親戚で過ごす時間は日本の比ではありませんし いまだに殆どの若者はお見合い結婚をしています。

古いものと新しいものが混在し、今現状も目まぐるしく変化するなかに、普遍のものもあるというのが今のインド人 の印象です。

旅行でもビジネスでもインドに行くなら、英語は必須!

インドの公用語は、ヒンディー語と英語。そのため、旅行でもビジネスでも、インド人と円滑なコミュニケーションを取るためには最低限の英語はなくてはならないものです。

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