オリンピックゴールドメダリスト羽生結弦のインタビューから学ぶこと
１９歳 オリンピック初出場でゴールドメダルを獲得した羽生結弦さんの インタビューで学ぶこと
羽生結弦のインタビュー
☆羽生選手：緊張しました。すいません。本当にすいません。 やっぱりオリンピックってすごいなと思いました。
■記者： でも金メダルですよ。おめでとうございます。
☆羽生選手：ありがとうございます。
■記者：羽生選手にとっても、それから日本の男子にとっても夢だった金メダルだと思いますがどうですか。
☆羽生選手：そうですね。やっぱり結果としてすごい嬉しいなと思うのと半分、自分の中で悔しいと思うところが結構あるので、オリンピック金メダルをとって言うのもなんですけど、やっぱりちょっと悔しいなと思います。
■記者：ショートトップで終えて、フリーまでの夜だったり一日はどうでしたか
☆羽生選手：時間があまりなくて、練習も朝早くからだったので、皆さん体調悪かったりしたのですが、今回の試合で本当に緊張しましたし、その緊張の緊張の中でどれだけ自分の演技を出来るようになるかという本当に良い経験になったなと思います。
■記者：自分が１位にたったのを知った時、パトリック・チャン選手の得点が出た時どんな気持ちだったのですか。
☆羽生選手：もうとにかく驚きしかなかったですね。本当に嬉しいとかそういう感情はなかったですね。自分の演技については悔しかったので、嬉しい感情はなかったのですが、ただこうして表彰台に登って花束を貰って本当に嬉しかったです。
■記者：金メダルみたいですね明日。
☆羽生選手：そうですね。早く見たいです。
■記者：ありがとうございました。
☆羽生選手：ありがとうございました。
試合後インタビュー書き起こし
金メダルをとったのに、インタビューの最初の一言は『すみません』でした。結果だけでなく過程を気にしている証拠なのだと思います。
勝った時に浮かれるのではなく、冷静に自己分析を出来る人なのだなと感じると同時にとても負けず嫌いだし、自分のライバルは自分だと思っているように感じるインタビューでした。
パトリック・チャン選手が完璧な演技をしたなら、羽生選手の金メダルは厳しかったのかもしれません。でも、運も実力のうちと何も考えずに喜びに浸れば良いのにとも思います。
すでに先の事を見据えて物事を考えるから、金メダルをとった今でも反省をできるのだと思います。オリンピックの舞台を経験して更に成長し活躍してくれる羽生選手が目に浮かぶようなインタビューでした。
私達も、結果大事にすることはもちろん。その過程までしっかり分析し、次の自分の行動に繋げていくべきです。
人は忘れて行く生き物です。羽生選手のように、時間を置かずにすぐ内容を確認することでより次に結果を出しやすくなるのかもしれません。
オリンピックの空気
羽生結弦、パトリック・チャン どちらも完璧なSPを滑った２人がどちらも最初のジャンプを失敗しました。
世界大会で演技をしていても全然別物なのでしょう。その空気に打ち勝つことは至難の業なのだということを実感させる演技でした。
その中で戦う精神力を私達も学ぶべきです。
それにしてもソチオリンピック 初金メダルおめでたい！！！！
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