海外現地採用で、日本人が日本人として働くということ


Japanese_People

他の方のブログを読んでいて、人によって考え方は違いますが、採用する側のことは何も考えていないのだな感じたことをまとめました。

1.現地社員と割り切り、非日本人と同じレベルで働く。

例:仕事が残っていても、定時には必ず帰る。自分の仕事外のことを頼まれたら、自分の仕事ではないと言い仕事をしない。
(これらは、決して悪いことではないのです。正しいことです。)

2.現地社員ではあるが、日本人として、海外駐在員と同じようなモチベーションで働く。

例:非日本人の現地スタッフが仕事をしないので、その仕事を代わりにする。非日本人上司のクレーム処理をする。仕事が残っている場合には、何としてでも本日すべきことをやってから帰る。
(これは、ある意味よいことではありません。組織をおかしくしています。)

参照 Blog:現地採用 Consciousness  

日系企業がわざわざ海外で日本人を採用する理由を考えよう

日本人の考えを理解してくれる、きちんと責任を持ってくれると考えるから採用するのです。

海外で日本人が働くときは、雇用ビザを取得する必要があります。この雇用ビザの手続きは、どの国でも面倒な手続きです。

ヨーロッパでもアメリカでもアジアでも、自国民の雇用を守るため簡単には雇用ビザを発行しません。
自国民でも対応出来るような内容ならば、その国の国民を優先して採用 してほしいからです。

そのため国によって違いますが、給与は標準以上なくてはなりません。
(インドの場合、平均月収が3万ルピーですが日本人は、月収10万ルピー以上でなければ雇用ビザがおりません。)

また仕事内容も、その人でなくてはいけない理由がなくてはいけません。

支払う賃金も高い、雇用するための手続きも煩雑、それなのに日系企業がわざわざ海外で日本人を雇用す理由は、日本人の価値観を知っていて理解が出来るからです。

現地社員の非日本人と同じ働きしかしないのであれば日本人である必要はないのです。

海外にあっても日系企業は、日本企業でしかない

アメリカにあっても、イギリスにあっても、インドにあっても、日系企業は日本企業でしかありえません。

もちろん全部の会社が、日本らしい経営をしている訳ではありませんが、おそらく8割程度の企業は、海外に出ようが日本と同じような方法で仕事を進めます。

日本の仕事の進め方が嫌いで、海外のような完璧な成果主義で決められたことだけの仕事をするのが目的なのであれば、日系企業で働いてはいけません。

海外の日系企業で働くのであれば、自分が日本人であるからこの土地でも採用されたのだということを理解して仕事をするようにしましょう。

日本の仕事の進め方や、考え方が嫌いだと、受け入れられないと思うのであれば日系企業で働いてはいけません。海外であっても日本にいる時と同じ感覚を求められます。

日本人として働くか、無国籍で働くか

私達が海外で働く場合、日本人として働くか、無国籍化して現地人と同じように働くかを選ぶ必要があります。

自分の価値を最大限に高めるために、日本人であることを最大限に利用しましょう。

日本人だから高い給与をもらえたり、他の人と違う価値を提供する事ができます。

前にもブログの中で書きましたが、日本人であることを前提として更に多様性を持つ事が出来れば自分の価値を高めることができます。

現地人社員にしか出来ない仕事があるように、日本人にしか出来ない仕事もあります。

自分をスペシャルな人材にするツールを無駄にしないでください。

日本人として自信を持つことは大切なこと

海外で自分のアイデンティティを保つ上で大切な事は、自分の事を知り、自分の国の事を知ることです。

自分の国を知るためには歴史を勉强する必要があります。日本に生まれたことを誇れる本としてオススメなのが、佐藤芳直著の日本はこうして世界から信頼される国となったです。

私たち日本人の特性とは何か。そして、どれだけ素晴らしい先人たちの思いの果てに、今の私たちがあるのか。それを教えてくれる珠玉の1冊です。

もちろん歴史解釈は人によって違いますが、自分の国に自信を持つことも大切です。人に話を聞いたり、日本に関する色々な本を読むことは、海外で日本人として働く上で大切なことです。

旅行でもビジネスでもインドに行くなら、英語は必須!

インドの公用語は、ヒンディー語と英語。そのため、旅行でもビジネスでも、インド人と円滑なコミュニケーションを取るためには最低限の英語はなくてはならないものです。

「英語や英会話が実は苦手・・・」という方は、わずか45日で日常英会話力が習得できる「ネイティブトーク」でのトレーニングがおすすめです。5,000人以上の人が1日20分の簡単なトレーニングで英語でコミュニケーションをとれるようになります

下記のページに詳しく書かれているので、読んでみてください。

⇒ 0から45日で日常英会話はマスターできる『ネイティブトーク』

こちらの記事も読んでみてください

コメントを残す

このページの先頭へ