1000億円の資金調達に成功!インドのアマゾン「フリップカート」とは??


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荷物がいつまでたっても届かない。宅配便など信用出来ないとされ、オンラインショップなどは信用出来ないとされてきたインドの常識を変え、凄まじい勢いで成長を続ける「フリップカート」について調べてみました。

フリップカートとは??

フリップカートは、フリップカートはアマゾンの元幹部が2007年に設立したベンチャー企業です。もともとは、オンラインでの書籍販売を手がけていましたが、現在は幅広い商品を扱う電子商取引のプラットホームを提供しています。

現在ではインド最大手の総合ECサイトに成長しており、登録ユーザー数は2200万人、出店数は3000店、販売されている商品の数は電機や衣類、スポーツ用品まで数百万点にのぼります。

昨年の6月にインドで、サービスを開始した「アマゾン」との熾烈な争い

今年3月、フリップカートは昨年4月からの1年間に10億ドル以上のオンライン売上高を達成し、売り上げベースではインド最大のネット通販サイトになりました。

ただ、昨年6月にサービスをスタートしたアマゾンの存在感が日に日に強くなり、猛烈な勢いでフリップカートを追い上げています。

新たに調達をした、10億ドルをエンジニアの雇用、モバイル技術の拡大に充てると発表しており、ユーザーがストレスなく買い物を出来るシステムを構築することにより、現在オンライン販売の半分以上をしめる携帯電話などモバイル端末でのユーザーに魅力的なサービスを提供することによりシェアを確保していく考えです。

 現在、フリップカートの収支は、赤字が続いていますが、バンサルCEOは将来の時価総額について「インドは向こう5年で1000億ドル規模のインターネット企業を生み出せると信じているし、私たちはそうした企業になりたい」と発言しており。ユーザー数が1億人に到達すれば、フリップカートは収益拡大に注力できると述べています。

現在の約5倍にあたる1億人を登録ユーザーを確保し、インドでの1000億ドル規模の企業になるためにもフリップカートは、アマゾンにシェアを奪われるわけにはいかないため、ファッション部門ではインド最大手ECとなる「ミントラ」を買収するなど、活発な動きを見せています。

ウォールストリートジャーナル:印ネット通販大手フリップカート、10億ドル追加調達 アマゾンに対抗

アマゾンより優秀な、発送サービス

インドの日本人向け情報誌「Chalo」にフリップカートと、アマゾンの宅配サービスについて比較をした記事によると、現在は全てのサービスにおいて「フリップカート」が「アマゾン」に優っているとの結果が出たようです。

【フリップカート】

10:52 注文完了と共にE-mail受信 10:52 SMS受信 3日~5日以内に配達予定

翌日 15:26 SMS 出荷連絡 4日以内に配達予定(同内容がE-mailにも届く)

翌々日 13:51 配達員から家まで来ているとの電話連絡が入る (英語不可) 14:00 受け取り完了 22:23 E-mail受信 配達完了連絡

商品合計金額(送料を含む) Rs.430  梱包状態 ダンボール+商品は緩衝材でキチンと梱包をされている 請求書  配達完了メールにPDFで添付

【アマゾン】

11:01 注文完了と共にE-mail受信 11:02 SMS受信 4日以内に配達予定 13:58 E-mail受信 出荷連絡 16:33 SMS出荷連絡 3日位以内に配達予定

翌日 動きなし

翌々日 9:26 SMS連絡 本日配達予定 9:26 E-mail受信 配送開始本日配達予定 16:07 配達員から家まで来ているとの電話連絡が入る (ほぼ英語不可) 16:15 受け取り完了 17:33 SMS受信 配達完了連絡

商品合計金額(送料を含む) Rs.600  梱包状態 中に緩衝材がついている封筒 請求書  配達員が商品と一緒に持参

【結果】

値段・スピード・梱包とすべてにおいて「フリップカート」の勝利

しかしながら、今後アマゾンのサービスもどんどん向上されていくと考えられる。また、どちらのサイトを利用しても安心して、待っていることが出来る対応を受けることが出来る。

フリップカートに関する書籍は、現在販売をされていませんが、フリップカートの創業者2名が勤務し、現在世界で存在感をみせる、アマゾン創業者の書籍は勉強になります。ジェフ・ベゾス 果てなき野望 – アマゾンを創った無敵の鬼才経営者

旅行でもビジネスでもインドに行くなら、英語は必須!

インドの公用語は、ヒンディー語と英語。そのため、旅行でもビジネスでも、インド人と円滑なコミュニケーションを取るためには最低限の英語はなくてはならないものです。

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