世界フィギュアスケート選手権　羽生結弦選手、町田樹選手　インタビュー

世界フィギュアスケート選手権の羽生選手と町田選手、仲が良いのはもちろんお互いを尊敬し合える素晴らしい関係だなと感じさせるインタビューです。

試合直後の2人のインタビュー

インタビュアー：男子日本史上初、１，２フィニッシュでの表彰となりました。表彰台に立ってみていかがでしたか？

羽生選手　　　：いやあの凄い嬉しかったです。本当に、フリーだけですが良い演技が出来て良かったです。

町田選手　　　：僕も全てを出し尽くしたので、後悔はないです。本当に良い戦いが出来て、本当に嬉しいです。来年は僕これ（金メダル）目指します。

羽生選手　　　：来年もこれ（金メダル）を目指します。

インタビュアー：このように2人並んでの表彰台。それも日本開催日の丸が上がって行くとき、どういう思いでしたか。

羽生選手　　　：やはり凄い嬉しかったです。僕自身初めて世界選手権に出させてもらった時も、2つの日の丸を上げることが出来たのでまた、この舞台で、日本の地で君が代を聞くことが出来て本当に良かったな思います。

インタビュアー：初出場でのこのメダルですが

町田選手　　　：本当に光栄です。僕をサポートしてくれた方々、そして会場で応援して下さった皆様や、日本全国、世界中の皆さん本当にありがとうございました。お陰様でメダルを取ることが出来ました。

インタビュアー：順位が確定した後二人でお話をされていたようですが、どんな話をしていましたか？

羽生選手　　　：どんな話をしていました？（町田選手に質問）

町田選手　　　：いや本当に嬉しかった。20年スケートやってきたけど一番良い戦いでした。

羽生選手　　　：自分も本当にフリーの方で意地を出さなくてはならない点数差だったので、凄い燃えました。僕も凄い楽しかったです。

インタビュアー：お互い良い刺激になったということですか？

羽生選手　　　：僕は本当に良い刺激を頂いたんですけれども、樹くんどうでしたか？

町田選手　　　：いや僕は何時も結弦選手にインスパイアされて頑張ってきたので、彼を目標に頑張ってきたので来年は容赦なくぶっ潰しにいきます。（笑）でも本当にこれ（金メダル）目指すから！！

インタビュアー：本当にお二人、これからは日本のみならず世界をリードして行く立場だと思いますが、今後に向けてお聞かせ下さい。

羽生選手　　　：本当にこうやって3つの大きな舞台で金メダル取ることが出来ましたけれども、ただやはりまだ実力的には足りないなと思う部分がまだまだ僕にはたくさんありますし、表現ほうもしっかりやっていかなくてはいけないと思うので、樹選手の火の鳥、エデンの東のような素晴らしい演技ができるようにもっと頑張って行きたいと思います。

町田選手　　　：ありがとうございます。でも本当に羽生くんはグランプリ・ファイナル、オリンピック、世界選手権と本当に尊敬しています。来シーズンは良いライバルで進めたら僕も嬉しいです。

二人のインタビューから学ぶこと

二人とも、今回の結果をとても喜んではいるけれど、現状に満足せずに上を目指しています。

現状に満足して上を目指さなくなったら終わりです。まだまだ自分は出来ると信じることが出来るからこそ結果を出し続けることが出来るのでしょう。

また、二人は傲ることなくお互いを尊敬し合っています。 実際に心の奥底ではどう思っているのかは分かりませんが、私達が見る限り、相手の自分より凄いところを素直に認めることで、お互いを高め合っているように見えます。

いくら二人の選手がすごい選手でも、どちらかが圧倒的に優れている訳ではありません。お互いの良いとことを認めることにより、その素晴らしい部分を参考にすれば自分の実力が上がるということを分かっているのでしょう。

二人だけではなく、日本フィギュアスケートの選手はみんな仲が良いように見えます。ただ仲が良いだけではなくお互いを認め合い、切磋琢磨出来る環境だからこそ、最近の日本フィギュアスケートは強いのだと思います。

私達も、お互いに尊敬し合える仲間がいることは、ビジネスをする上でも、生活をしていく中でもとても大切なことです。お互いに尊敬し合える為には自分も尊敬してもらえる努力をしなくてはなりません。

自分の為にも、周りのみんなの為にも自分を高める努力が必要不可欠なのだと感じるお二人のインタビューでした。

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