踊って歌うだけが、インドの映画じゃない。この夏、日本で楽しめるインド映画


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今年の夏はインドの文化が分かったり、今までのイメージと少しだけ違うインドを感じられる素晴らしい映画が上映されます。

歌や踊りだけじゃないインド映画

インド映画といえば、にぎやかな歌あり踊りありのいわゆるマサラムービーを想像するひとが殆どだと思いますが、この夏上映される3本の映画は、ラブストーリーやドキュメンタリーなど今までのインド映画の印象を覆す素晴らしい名作揃いです。

「めぐり逢わせのお弁当」

映画の舞台は、ムンバイ。夫婦仲がうまくいっていない主婦のイラ(ニムラト・カウル)は、腕によりをかけたお弁当で夫との関係を修復しようとしていた。ダッバーワーラーという弁当配達人に手渡されたそのお弁当は、だがなぜか男やもめのサージャン(イルファーン・カーン)の元に届けられる。誤配送に気づいたイラは翌日、お弁当に手紙をしのばせることから始まる物語です。   ダッバーワーラーとは、お弁当配達人のことです。ムンバイ特有のシステムで、125年の歴史があります。

現在、ムンバイには約5000人がいて、20万人分の弁当を自転車や列車を乗り継いで職場まで届け、空箱をまた自宅まで戻します。

配達には複雑なコードを使って管理しており、ハーバード大学が解析したところ、誤配送の確率は600万分の1という脅威の数字でインド人はテキトーという印象が全く間違っていると感じさせます。

マサラムービーだけじゃない!インド映画に新風「めぐり逢わせのお弁当」のリテーシュ・バトラ監督

バルフィ

こちらの作品も、出演者たちが踊って歌う陽気で絢爛なインド映画とはひと味違い、主人公のバルフィは耳が聞こえず話ができないため、歌や踊りやもちろん、台詞も少なく、手話ですらほとんど使わないという、まるでサイレント映画を思わせるようなつくりになっていて、ド派手なインド映画が苦手という人でも抵抗なく見ることができるとおもいます。

言葉を話す代わりに、バルフィは身ぶりや手ぶり、そして豊かな表情で感情を表現し、愛を伝えていく姿は、現代のチャップリンのようで、人生の可笑しさや哀しみを見事に描き出しています。さらに、『アメリ』『きみに読む物語』『雨に唄えば』『菊次郎の夏』などの世界各国の名作映画へのオマージュにもあふれているので色々な楽しみがあります。

インド人の友だちにオススメのインド映画を聞いた時に、1番のオススメと言われたのがこの映画でした、その友人は既に繰り返し見ていて、ヒンディ語が分からない私でも楽しむこのと出来る素晴らしい映画だと言われたのをよく覚えています。

聖者たちの食卓

インド・北西部パンジャーブ州にあり500年以上前から無料食堂を来訪者に開放している、知られざる聖地“黄金寺院”のドキュメンタリーです。 シク教の聖地であるその寺院では宗教や階級、、人種に関わらず、全ての人が等しくお腹を満たせる聖なる場所となっています。

毎日10万食を提供する巨大食堂の風景と共に、謎に包まれたキッチンの舞台裏を追ったドキュメンタリー映画で、『地球の歩き方』編集室・インド編担当の宮田 氏は、「響き渡る人の声、鉄板の上で踊るチャパティ、投げ込まれぶつかり合う皿。参りました、ガイドブックでは伝え切れない、サウンドと臨場感を感じることができ、「豆カレーを食べにインドに行こう!」と感じさせてくれ作品だとコメントしています。

シク教は、インドで一番新しい宗教で、人数もそこまで多くありません。しかしながら頭がよく、商才がある彼らは、インド国内の中でも高い位置にいる人が多く、存在感があります。

インド人というと「ターバン」というイメージがあるかもしれませんが、実際にこのターバンを巻くのはシク教のみですので人数は少ないです。 ただ海外に出て行く人や、ビジネスに関わる人に、インド国外に出て行く人にシク教が多いため「インド人=ターバン」というイメージが 付いてしまっています。優秀なので人数が少なくても目立つのが理由なのでしょうが。。

インドは、南と北で全く違う

インドは、北と南で性格も、教育も、食事そして、映画も全く違います。

今まで日本に来ていたのは南インドの映画で、今回日本にやってきたのは北インド の映画です。

南と北の映画の違いは、ダンスの数で北インドの方がシリアスな作風なものが 多くなっています。

両方の映画を見るとその違いが分かり面白いでしょう。

旅行でもビジネスでもインドに行くなら、英語は必須!

インドの公用語は、ヒンディー語と英語。そのため、旅行でもビジネスでも、インド人と円滑なコミュニケーションを取るためには最低限の英語はなくてはならないものです。

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