インドでキャバクラ始めました(笑) を読んで思うこと その1


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歌舞伎町のキャバクラで働いていた女の子が、お客さんから誘われるがままにインドでキャバクラを始める話が話題になっています。

タイトルが魅力的

インドでキャバクラ始めました(笑)

【作者】沼津マリー 福岡県出身。

ファッションデザイナーを目指し上京するも、バイト感覚で始めた水商売にドップリとハマり、ろくに学校も行かずキャバクラに出勤する毎日を過ごす。卒業後、夜の蝶としてインドまで羽ばたき、キャバクラを出店。

 出典 http://www.moae.jp/comic/indodekyabakura

このタイトルなんとなく読みたくなります。「インド」と「キャバクラ」全然イメージの違うものを組み合わせたこのタイトルにはセンスを感じます。実際にこのタイトルに惹かれて漫画を読み始める人も多いと思います。

内容は、実体験をもとにしているだけにとても面白いと思います。インドにいた人間にとっては、あるある的な感じになりますし、インドを知らない人からしてみれば新鮮な驚きもあるのではないかと思います。

この漫画、殆どの人が面白いという反応をしますが、一部の人からは相当な拒絶反応も出ているようです。

私は楽しくこの漫画を読んでいるのですが、それでもこの漫画を書く沼津マリーさんは何を考えているのかなと思ってしまいます。

ご本人漫画の中で、グレーと言っていますが完璧にブラックです

インドは、本当にライセンスがたくさん必要な国です。特にお酒のライセンスは細かく区分をされており、営業を開始したばかりのお店だとライセンスの発行が難しく、出したいのに出せないお店もたくさんありますし。お店で出すことは出来てもディスプレイは出来なかったり、提供の時間がライセンスによって違ったりします。

この沼津マリーさんのお店、どう考えても真っ黒です。ご本人も曲がりなりにも経営をされていたのならばご存知なのだとは思いますが。。。完璧に違法なことを漫画を掲載する訳にもいかないからなのか、ご自身はグレーだと考えていたように書かれています。

人の興味を引く内容だし、経験談だから話がサクサク書ける。良い題材なのだとは思うのですが過去のことだからと違法なことをしてきたことをこんな風に笑い話にしてよいのでしょうか。

メディアを使って不特定多数の人に情報を発信するのは、知人や友人に面白い話をするのとは訳が違います。きっとご本人に罪の意識はないから書けるのでしょうが、国外とはいえ違法行為をしていたのですから犯罪者と変わらないと思います。

昔、テレビ番組で過去の万引きを自分のネタにして、世間から大バッシングを受けた人がいましたがその人となんら変わりないような気がします。

社長からの雇われママだった、そこまで事情を分からなかったという言い訳を出来るのはその場所に行くまでです。

20歳を過ぎた成人が、実際にそこで行動をしていたのならその人にも責任があると思います。

そのような仕事は、出来ないと帰国することも出来たでしょう。でもそうせずに違法な営業をしたのはご本人の判断です。

誰にも実害は与えていないのかもしれません。でも法律というのはある以上守らなくてはならないルールです。そのルールを守らない人が堂々としていて良いのでしょうか。

旅行でもビジネスでもインドに行くなら、英語は必須!

インドの公用語は、ヒンディー語と英語。そのため、旅行でもビジネスでも、インド人と円滑なコミュニケーションを取るためには最低限の英語はなくてはならないものです。

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4 Responses to “インドでキャバクラ始めました(笑) を読んで思うこと その1”

  1. わた より:

    批評はご尤もだと思います。しかし、これは人を傷付けるとか、人の物を盗るとかいった類いのものではなく、現地に住んでいる人の大多数がやっている「違法行為」だと思います。例えば、道端で飲み物や野菜や果物を売っている人がいますが、それは明らかに違法です。しかし、通常は誰も咎めもせずに、利用していますし、警察も目を瞑っています(時たま、彼らの小遣い稼ぎで取り締まわれますが)。勿論、「法律的」には違法なことは分かっていますが、それならば、その利用者も違法な事をしたことになり、市民のほぼ100%が「犯罪者」ということになりかねません。社会には成熟度の如何によって、許される「違法行為」というのがあると思います。私も、たとえ多くの人ががやっている事であっても、ルール違反はよくないと思いますが、「郷に入らば、郷に従え」という諺もあります。社会が成熟している日本から行っているのだから、現地の人間とは違うんだ、というのは、物事を外側からしか見ていないように思えます。皆、その社会の内側で生きているのですから。

    • 海外就職の道標 より:

      わた様

      コメントありがとうございます。
      確かにわた様が仰るような意見もあると思いますし、成熟度によって許される、許されないというのが出てくるのはそのとうりだと思います。
      日本にも今のインドのような時期があったのも認識しております。生活のために生ききるために今のこの時点では必要なことだとも思います。

      このブログに関しましては、私個人の意見なので全員が同じ意見だとは思っておりません。
      ただ私の価値観では、現地の方が生きるために路上での販売をするのと、違法と分かっているのにわざわざ海外まで出て行って違法行為をするのは違うのでは、と考えております。

      成熟度に合わせて「郷に入らば、郷に従え」という言葉には深く同意を致しますが、そもそもそのような目的で現地に入るのが間違いだとお思いますし、アルコールや女性に対して非常に厳しい国で行う、キャバクラ運営という行為を露天商と一緒にしては露天商に失礼だと私は思います。

  2. リン より:

    日本人らしい生真面目で臭い文章ですね。
    作者はそんなこと覚悟で暴露したくてそれをまたビジネスにしようとしていると私は思いました。
    堂々としてて何が悪いのでしょうか?
    仕事ってそんなに綺麗なことばかりじゃないでしょう

    • 海外就職の道標 より:

      コメントありがとうございます。

      いろいろな価値観があると思います。日本人らしい生真面目だというお言葉は、とても光栄です。

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