インド、高速鉄道プロジェクトで「日本に報告書依頼」


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インド、高速鉄道プロジェクトで「日本に報告書依頼」 中国に1歩リードだが、受注に結び付けられるかは交渉次第

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ムンバイとヴァドーダラーを結ぶ高速鉄道の実現性について、日本に報告書の作成を依頼しました。現時点では、報告書の作成を依頼されただけですので、着工となる時に日本がその工事を受注できるかは不確定です。

「将来的に日本と協力する可能性はあるが、それは日本側の進ちょく次第だ」   インド鉄道部門の担当者が上記のように述べていることや

「レールの敷設や大規模な土地の収用を行う必要があり、高速鉄道建設に向けてのもっとも重要な要素はコストだ」

インド鉄道委員会主席と述べていることを考えるとまだまだ、どうなるかは分かりません。

Yahoo news:インド、高速鉄道プロジェクトで「日本に報告書依頼」・・・「中国の助けを必要としていないことを示す」=インド紙

結果がどうなるかはまだまだ分からないですが、ODAで今まで支援を続けてきたことや、去年、今年と続いた日本のトップセールスの効果が出てきているのかも知れません。

実際インドは、日本品質にとても信頼を置いていますし、日本に対して良い感情を持っている人が多いです。コストが折り合えば、受注する可能性は高いでしょう。

正直過ぎて今まで損をしてきた日本

JETROの関係者や国際事業に携わる商社の方に教えてもらったのですが、各国にインフラ事業等の提案をする際、日本は保守金額を含めた総額を提示してきました。

それに対して、中国や韓国は、本当にミニマムの金額しか提示しないようで初期の金額には保守費用などを提示しないため日本の提示金額に比べると格段に安価になるとのことでした。

実際には受注後、追加機能を付けたほうが良いというような提案を繰り返したり、頻繁に故障を繰り返すことが多いため、最終的には日本の金額のほうが安価なことが多々あるようです。

それでも、最初に「安い!!」と思わせる事が必要なことが事が多い、国際間の交渉の中で今後日本がどのように立ち回っていくかが重要です。

JR東日本がどの様な対応をするのかも大きなポイント

新幹線の輸出でもう一つの課題が、JR東日本です。

JR東日本は、監視システムから通信アンテナに至るまで、全て日本と同じものを使用することを導入の条件としているようです。国によってカスタマイズ出来るような柔軟さを持つことが出来ないと、海外での展開では障害になります。

使用する国が違うということは、管理する人も環境も違います。その国にあった無理のないシステムを導入できなければ、正しく運用することが出来ません。

正しく運用が出来ないのであればないのと一緒です。日本のクオリティが高いのは、日本国内で日本人が運用をしているからだということを頭の片隅にでも置いて対応をしてもらいたいです。

色々な障害はありますが、日本の技術は素晴らしいです。交渉力を磨き、諸外国に負けないアピールをしてくれることを期待します。

旅行でもビジネスでもインドに行くなら、英語は必須!

インドの公用語は、ヒンディー語と英語。そのため、旅行でもビジネスでも、インド人と円滑なコミュニケーションを取るためには最低限の英語はなくてはならないものです。

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